板戸絵(蒼泉寺)

いたどえ(そうせんじ)

指定種別 種別細別 指定名称 所在地域(旧町村)  所在地区 

市指定

絵画

板戸絵

御前山 長倉

 御前山地域長倉にある、曹洞宗寺院 蒼泉寺本堂内の杉戸に描かれた、全34面22枚の彩色画と水墨画。

 江戸時代後期の喜連川藩の御用絵師で、狩野派の画家 津村雨林(つむら うりん 1774~1832)が描いたものです。白木の杉板に、彩色で花鳥図として梅・椿・孔雀図(杉戸8枚)・秋草図(杉戸4枚)、水墨で龍図A(杉戸4枚)・山水画(杉戸8枚)・虎図(山水図とつながる 杉戸2枚)・龍図B(杉戸4枚)・松図(杉戸4枚)を描いています。板戸の表裏に描いているものと、片面のみに描いているものがあります。